【勤務と勉強両立可能?】講師をしながら教員採用試験受験を考えている方へ②

常勤講師で担任をしながら採用試験合格を目指す場合ついては、①の記事でお伝えしました。今回は、音楽や理科、家庭科等を担当する専科の教員をしながら採用試験合格を目指す場合についてお伝えしていきます。

講師をしながら教員採用試験受験を考えている方へ

専科とは?

専科は担任の負担を軽減するために、理科や家庭科、音楽や外国語活動等、の教科を担当する教員のことです。理科専科、家庭科専科等、担当する教科によって呼び方が変わります。

理科専科はクラス数の多い学校だと5・6年生の理科を受けもち、そうでない学校だと3〜6年生の4学年分の理科を受けもつことが多いです。理科等は実験も多いため事前準備が必須です。薬液を用意したり、実験に使う道具や手順を確認するため、事前実験をすることもあります。しかし、1学年4クラスある学校であれば、理科専科は同じ内容の授業を4回することになります。そのため、授業が毎時間変わる担任に比べ、同じ内容の授業をする分、板書を考えたり、授業の流れを考えたりを毎時間する必要は無くなります。家庭科や音楽専科等も同じような形になります。

外国語活動の専科についても他の専科と同じなのですが、GT(ゲストティーチャー)やNS(ネイティブスピーカー)との打合せが必要になります。外国語活動の授業をするときには、GTやNSと一緒に進めていくので、ぶっつけ本番ではなく、事前にどんな風に授業を進めるのか打合せをします。

採用試験に向けての勉強と両立は可能?

専科は担任と比べると、仕事量は少ない傾向にあります。担任は学期末になると通知表の作成で、テストの丸つけや所見のコメント書きに追われますが、専科はクラスを受けもたないため、それらの仕事はありません。また、学級通信の作成や休んだ家庭への連絡等もありません。そのため、定時に帰ることも可能だと思います。教員採用試験の1次を突破するために勉強したい、と考えている方は専科で勤務すると勉強時間を確保しやすいです。毎日習慣的に勉強に取り組むことができれば、合格も十分に可能だと思います。

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担任とか専科って希望できるの?

基本的に、クラス担任や専科等の校内人事を決めるのは管理職である校長先生や教頭先生です。しかし、講師の場合は、教育委員会に講師登録をしておくことで、人数の欠員が出たときの代わりとして勤務することができます。講師登録をする際には、面接と聞き取り等があります。この聞き取りの際に、専科希望ということを伝えておくと、専科教諭の欠員が出たときに連絡がくることになるため、専科として勤務することが可能です。担任と専科どちらでも可という条件で講師登録をする場合に比べると、条件が狭いため、すぐに連絡がこない場合もあるかと思います。ですが、基本的には、どの自治体でも小学校の講師の数は不足しているため、連絡は来ると思います。早い方で登録後3日後に連絡があったということも聞きました。