担任の仕事紹介!【小学校】4月編

小学校の先生を目指している方にとって、先生として働き始める4月はどんなことをしているのか気になりますよね。実は、担任の先生は、新学期を迎えると教室掲示や学級事務等で大忙しです。主な仕事について紹介します。

学級のルール作り

学級のルールを示していきます。例えば、友だちや自分を傷つけない、嘘をつかない、時間を守るなど基本的なものから、宿題を忘れたら必ず休み時間にする、授業が始まる3分前には着席するなど具体的なものまでルールです。このルールは教師から示したり、課題を子どもたちに提示してどんなルールが必要か子どもたちに考えさせたりして決めていきます。

 

給食当番の仕組みづくり

ほとんどの小学校は、始業式の次の日から給食が始まります。スムーズに給食準備ができるように、給食開始日までに給食当番の編成を考えておき、給食当番表を作成します。

学校の規模等にによりますが、給食当番は6名〜10名で行うことが多いです。牛乳、おかず、食器、パン・ご飯等の担当を決めて、配膳室から教室まで給食を運びます。この担当を教師がしっかり決めておくことで子ども達も動くことができます。担当は、視覚的に確認しやすいように、教室に給食当番表を掲示しておきます。

給食を教室まで運んできたら今度は給食の用意をします。1年生の担任の先生は、この給食準備を教えるのにとても苦労されます。まだ、幼稚園から上がってきたばかりの子どもたち。給食は初めてで、ましてや準備ともなると何をどうしたらいいのか全く分からない状態です。また、まだ1年生なので、先生の話よりも周りの友達や物のことが気になってどこかへ行ってしまったりすることも・・・。当番の仕事を覚えるまでに時間はかかりますが、しっかり根気強く教えていけば、子どもたちも必ず少しずつ覚えてくれます。そして、上手になっていきます。給食の準備が早くなると、食べる時間も確保できるので、早めに準備を終われせたいところです。このように、小学校の先生は、特に新学期は給食当番の指導に力を入れています。

 

係活動の仕組み作り

1学期の係活動を決めます。係活動とは、クラスを楽しくするための活動で、どんな係があるといいのかは子どもたちが考えます。図書係やレクリエーション係、お誕生日係など、みんなで使う所の整理をしたり、クラスの友だちをお祝いしたりと、子どもたちが主体的に活動することが理想です。

教師は係活動が活発に行われるように、係ごとにどんな仕事をするのか考える時間をとったり、画用紙やペンなど係で使いそうな道具を用意しておいたりすることがあります。また、活動が停滞している係にはどんな活動をしたいのか一緒に考えたり、アドバイスしたりと係活動が活発になるには教師の働きかけが大切です。

提出物を集める

新年度には、保険関係書類や緊急時連絡先等、保護者に記入、提出してもらう書類がたくさんあります。これらの書類には個人情報が載っているため、取り扱いにはとても気を使います。必ず、クラス全員分集める必要があるため、なかなか提出していただけない家庭には連絡をすることもあります。また、受け取った家庭に名簿にチェックを入れ記録として残したり、記入漏れ等がないかのチェックしたりと人数が40名近くいるととても大変な作業です。

 

日々の授業

文部科学省が行った調査では、「小学校の先生の約3割が月80時間以上の残業の恐れがある」というデータもあるそうです。公務員のため残業代等は一切ない先生ですが、そこまで残って仕事をするの理由は様々ありますが、その理由の一つが授業の準備にかける時間の確保だと考えられます。

授業をするためには、事前に授業をする内容を把握し、どのように授業を組み立てる必要があります。そのために、簡単に黒板に書く内容をノートにまとめたりする先生は多いです。中には、授業の最初にどのように子どもたちに問いかけて興味を沸かせるか等の発問計画を考えている先生もいます。また、授業で使うプリントを用意したり、黒板に掲示する資料等も用意する必要があります。小学校1・2年生の担任だとだいたい5時間授業なので5時間分、3〜6年生の担任だと6時間分の授業を毎日準備します。

 

まとめ

これらの仕事の他にも学級通信の作成や校務分掌、学級事務等の様々な仕事があります。新学期が始まると、小学校の先生は学級経営の土台であるクラスのルール作りや当番活動の仕組み作りに力を注ぎます。その他の仕事も同時でこなしていくため、新学期は特に労力を使う時期でもあり、同時にこれからの一年間を左右するとても大切な時期です。