【事例】小学校担任の保護者とのトラブル・対応

これから先生になろうと思っている人は「保護者とのトラブル」って気になりますよね。担任をしていると、励まし支えてくれる保護者の方とたくさん出会うことができますが、ときにはクレームや攻撃的な態度をとる保護者とも出会います。そこで今回は、実際に学校であった保護者とのトラブル、対応について紹介します。

保護者と関わる場面

具体的に学校で保護者と関わる場面について紹介します。

●授業参観

学期に1〜2回保護者が授業を見にくる授業参観があります。授業参観では保護者は教室の後ろから子どもたちを参観するため、直接話したりはしません。

●保護者懇談会

授業参観の後に、1時間程度の保護者懇談会を行う学校がほとんどです。保護者懇談会では担任が中心になり進行します。担任はクラスの学習・生活の様子や学習内容や行事予定など話したり、保護者からの質問に答えたりします。

●電話連絡

欠席や学校で怪我をした子どもがいたときは、放課後に保護者に連絡します。欠席は電話で具合を尋ねたり、早くよくなってほしいという気持ちを伝えたりします。怪我は保護者も気になり心配するので、どこでどんな風に怪我をしたのかや、どう処置をしたのか連絡します。

他にも下のような場面で保護者と関わります。

●家庭訪問

●個人面談

●行事

トラブル事例

実際に学校であった事例を具体的に紹介します。

家庭訪問

・家庭訪問で初対面の保護者に、「子どもから先生は厳しすぎると聴いてます。ちょっとしたことで厳しく指導しすぎなんじゃないですか。」と厳しい口調で言われる。

対応:傾聴して聞き、管理職にも報告。年度末には保護者の方が担任を認め1年間の感謝の言葉があった。

個人面談

・「この前子どもが友だちに叩かれたといって帰ってきました。うちの子どもだけでなく他の友だちも叩かれたと言ってます。保護者として不安でならないです。どう対応しているんですか。」

対応:管理職にも報告して学校としては支援員を配置して対応していることを伝える。その場は収まったが、完全に納得できている様子ではない。

電話

・一年生担任が給食エプロンがシワシワだったため洗ってきたか子どもに確認しました。すると「洗ってない」と答えたため洗ってから持ってきてね言い持ち帰らせました。その日の放課後、「先生にしっかり洗って持ってきなさいと言われて、給食エプロンを持って帰ってきているのですけどなんでですか、しっかり洗いました!なんで持たせるんですか!」

対応:エプロンを洗っていないと勘違いしていたことを担任から謝り、エプロンを次の日にもう一度子どもに持って来てもらう。

対応

担任への不信感は保護者とのトラブルに繋がりやすいです。そのため、日頃から保護者との関わりの中で信頼関係を築いていく必要があります。例えば、子どもが欠席したりした時の電話連絡はもちろんですが、学級便りではクラスの様子を伝えたり、保護者が困らないよう学校行事等の連絡を行ったりします。そして、何より子どもとしっかり関わっていくことが何より大切です。保護者が一番安心できるのは担任がしっかり自分の子を観てくれていると感じるときです。子どもは家で学校でのことを話します。そのときに、「先生が休み時間に一緒に遊んでくれた」「問題が分からなかったけど先生が隣にきて教えてくれて分かった。」ということを聞くと保護者も安心できます。また子どもが担任のことを大好きだと自然と保護者も担任にいい印象を抱くようになります。

まとめ

いかがでしたか?担任をしていると保護者からクレームや攻撃的な言動を受けることもあります。しかし、それ以上に担任を支え、励ましてくださる保護者もたくさんいます。何より、子どもたちの笑顔や成長に一番元気をもらいます。保護者とのトラブルは管理職と一緒に対応していくとよいかと思います。以上、保護者とのトラブルの紹介でした!